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風のいちにち

行けない理由 

2010.02.04


     去年11月に牛と遭遇した県道

     もう冬期通行止めで通れないとはわかっていましたが、今はどういう風になっているのか

     見に行ってみました。


tome1

            

stop

      この右側。 もはや道路の入り口だとは誰にもわかりません。


tome3

     
    高さが3mほどの雪が目の前に立ちはだかって、上にのぼってその奥をのぞいてみたら

    お見事なまでに手つかずの雪が、その高さのままでずっと続いていました。 

    車で強行突破!しようという気も起こらない、どうしようもなく 「通行止め」 でした。




接近遭遇 

2009.11.04


   夜は決して通りたくない、県道29号線の入り口がこの右手。 標高800mの平庭高原にあります。

   お気に入りのべっぴんの湯への近道です、といっても車で一時間ほどかかりますが。

   この道は冬になると通行止めになるので、今年最後かなーと思い、行ってきました。

   先の見えないこのゆるやかなカーブで始まる道、なにかが起こりそうですね。 どきどき。


始まり

 
  
   いつのまにか、遊歩道のようになった県道をどんどん進みます。

   景色はすばらしいのですが、昼間でも少し不安。


県道29号線1

    
   だって、景色に見とれてたら落ちちゃいますからー。
   
   若葉マークとしては、すれちがう車が来ないことを祈るばかり。 とにかくゆっくり、走ります。


県道29号線

    そうしてゆっくり走ってたら、


遭遇


   牛、キターー!!

   ゆっくり走っててよかったー!

   いくらなんでも、放牧しすぎー! 自由すぎー!

   と、さんざん騒ぐニンゲンを尻目に、


遭遇2

   
   ゆっくりおっとり、仲間のところに帰っていきました。 ほっ。

   結局すれちがう車も全くなく、どうやらお邪魔したのはこちらの方だったみたい。

   ドウモ失礼イタシマシタ。

  

ココハ、イッタイ、ドコデスカ? 

2009.10.13

国道281 


   盛岡に行った帰り道、太陽はとうに沈んでいる。

   国道281号線、左手に高くそびえる山肌を抱えながら

   標高646メートルの大坊峠の大きなヘアピンカーブをふたつ過ぎてしばらく走ると

   照明はおろか、人家の気配、標識、ガードレールの反射板すらもなくなってしまう。

   昼間であれば今の季節、それはそれは美しい紅葉の中のドライブだ。

   けれど日没後に走ろうものなら、そしてふざけて一瞬ヘッドライトを消そうものなら

   すぐさまそんな馬鹿げた遊びを後悔する。

   そこは、あたり一面、「底なしの闇」。

   さらに素敵なことに、携帯は圏外表示をつづけている。

   「オネガイデスカラ、ブジニカエラセテクダサイーー」

   ライトで照らしたセンターラインの向きだけを頼りに、いくつもカーブを曲がる。

   ごくたまにすれ違う車の灯りに奇妙な連帯感をおぼえながら、

   いつもの曲を不自然に陽気に歌いながら、

   はるか遠くに小さなオレンジの灯りを見つけたとき、ようやく楽しかった一日が終わるのだ。

   

      

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Author:nonomon
愛媛生まれ
大阪→サンフランシスコ→東京→札幌→東京、2008年秋から岩手→2013年春、第二の故郷へ

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