風のいちにち

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達人と遊びたい 

2010.02.08


     町が開く生涯学習講座のひとつ、

     「達人と遊ぼう クッキングコース」 に参加してきました。

     この町に昔から伝わる食、今は失われつつある伝統と知恵を地元の達人から学ぼうというものです。

     

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     小麦粉とそば粉、2種類の 「ほどもち」を作ります。

     「ほど」って何でしょうねぇ。
     
     まずは最初に小麦粉、そば粉のそれぞれに熱湯をいれながら、手でこねてまとめてから

     ほぼ同じ大きさに丸めていきます。


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     こちらが本日の食の達人、土谷センセイ。 

     この町の高校にも出かけていって、子供たちに町の伝統食を教えていらっしゃるらしい。

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     これは、そば粉バージョン。 ひとつひとつにくるみの砕いたの、黒糖、味噌を入れます。


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     そして包んでいくのですが、


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     「40年やってる」 達人はてきぱきと、大胆かつ美しく、

     おにぎりの具さえ真ん中に入れられない私は、もたもたやっても上手くいかない。 むむ。


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     柏の葉でひとつひとつ包んでから、アルミホイルでくるみます。 香りを逃がさないために。


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     そしてコレ! 

     高校での出張教室のためにつくったという特別な炭焼き台、いわばポータブル囲炉裏の灰

     (あく、と地元の方は言っている) の中に埋めていきます。 

     「ほど」 とは 「炉」という意味で、昔々、各家庭に囲炉裏がある頃は

     そこでこの「もち」を焼いていたそう。  ナルホド。 それで 「ほどもち」なんですね。


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     灰の温度をこまめに調節しながら約30分、焼けてるかな? 確認してみます。

     「あぢぢぢぢ!」  

     お茶のようにかぐわしい、柏の葉の香りがもわんと広がります。
     

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     焼きあがりにはまだ。 再び灰の中にもどします。

     入れてる間中つきっきりで炭を足したり、場所を変えたり。

     ちなみにこの炭はナラ(どんぐり)の木のもので、火がつきにくいけど火力が持続する

     「いい炭」 だって。

           私   「こういう炭焼き台とかが家にない時はどうしたらいいんでしょうか?」

           達人 「そこらへんに穴ほってやればいいんだよ~」

           私   「。。。。。」  

     うーーむ、果たしてうちの駐車場に穴掘っていいもんだろうか。
     

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     焼きあがり! 灰から取り出し、ホイルをはがしていきます。

     炭焼きのおかげで身体がとても熱くなったので、思わず外(氷点下)で作業続行。
 

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     ごろんごろん! 石じゃないから石じゃないから。

     灰とかついてても、そんな細かいこと気にしません。 

     「アルミホイルないころは、そのまま灰に入れて焼いてたんだよ~」

     「灰とか炭は食べても害にならないからね~」 地元のみなさんはへっちゃらへっちゃら。

     「子供が小さいころ、カリカリ何食べてるのかとおもったら、小さくなった炭だったよ~」とかとか。 

     そんな知恵のない私はただただ 「はぁ~、そうなんですか」 と感心するばかり。


     さて、こうして出来上がった 「ほどもち」、 あぢあぢ言いつつ割ってみたところ
    

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     うわ!美味しそう!  色が白いからこれは小麦粉ですね。

     さっそく食べてみると、「フランスパン」!? びっくり!

      外はカリっと、中はもっちり味わいがある。

     都会にいた時に食べたことのある、重くて噛みごたえがあって味わいがあって

     そうそう!お世辞抜きで高級パンのようです。

     オーブンとかじゃなく、質のいい灰の中でじっくり焼いたからなんだなぁ、きっと。
     
     イヤイヤちょっと、参りました。 あなどっておりましたよ、わたくし。  
    

     ということで、お食事タイム。


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     大騒ぎでつくった 「ほどもち」 は脇に控えて、

     雑穀ピラフ、白菜のお好み焼き、かぼちゃと白菜、にんじんのスープが揃いました。

     なんと調味料以外のそば粉、味噌、くるみ、野菜全て、稗・粟・いなきびなどの雑穀、

     もちろん漬物などなどほとんどすべてが達人の自家製ということで、なにがあっても強いですねぇ、

     達人というのは!

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     おおらかで、あったかくて素敵。  ありがとうございました!

     

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コメント

 

ひゃ~!
美味しそう~!! 菜食主義(?)の私としては、理想のお献立ですわー♡
土谷達人を見てたら、数年前に亡くなった叔母ちゃんを思い出しました。
おまんじゅうを作る達人で、それはそれは美味しかったんだよなぁ…
ああいう達人の手って、丸っこくて分厚くてなんでもチョイチョイって作っちゃう「魔法の手」だよねぇ…
とっても楽しい報告でしたよ!

 

達人と遊ぼうクッキング。いいですね~自然食。できたて食べたい!みなさん割烹着がお似合いです。ニコリ。

 

いいなー
私も参加したい~~~
穴ほって焼きたい~~~

 

sumi-chan  そうそう、丸っこくて分厚い。ふわっと包んでくれそうな、きっと暖かい手だろうなぁ。
その手にかかると、なんでも美味しくなるっていうね。笑


松風ちゃん おーー、自然食かぁ。そういう意識なかったなぁ。笑 こういう料理を作れるひとが、
地元でも少なくなってるってことでした。 時間かかるから~。


しな  穴ほりたいよね!笑  で、ついつい欲張って灰の中に色んなもの入れてしまう!


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愛媛生まれ
大阪→サンフランシスコ→東京→札幌→東京、2008年秋から岩手→2013年春、第二の故郷へ

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