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感受性のゆくえ 

2011.03.18


     あの日から、いや正確には停電が終わってTVをつけたときから

     私の感受性は少し困ったことになっている。 いやたぶん今や多くの人たちがそうかも

     しれないが、ちょっと油断をすると気持ちが理性を飛び越えてあばれだし、涙が頬を

     つたってくる。 

     基本、情緒的すぎるのは好きじゃない。 けれど時には自分の気持ちをあふれるままに

     してあげなければ心も身体も壊れてしまうことも知っている。  だから以下に

     谷川俊太郎さんの詩をひとつご紹介して、少しのあいだ涙の流れるままにしたい。
 
     そして そのあとには、大きくのびをして まるまった背中をもういちどのばして、

     自分をたてなおしてゆこうと思います。 
 
 
110318
     


                       「生きる」  
        

                       生きているということ

                       いま生きているということ

                       それはのどがかわくということ

                       木漏れ日がまぶしいということ
 
                       ふっと或るメロディを思い出すということ

                       くしゃみすること

                       あなたと手をつなぐこと


                       生きているということ

                       いま生きているということ

                       それはミニスカート

                       それはプラネタリウム

                       それはヨハン・シュトラウス

                       それはピカソ

                       それはアルプス

                       すべての美しいものに出会うということ

                       そして

                       かくされた悪を注意深くこばむこと


                       生きているということ

                       いま生きているということ

                       泣けるということ

                       笑えるということ

                       怒れるということ

                       自由ということ


                       生きているということ

                       いま生きているということ

                       いま遠くで犬が吠えるということ

                       いま地球が廻っているということ

                       いまどこかで産声があがるということ

                       いまどこかで兵士が傷つくということ

                       いまぶらんこがゆれているということ

                       いまいまがすぎてゆくこと


                       生きているということ

                       いま生きているということ

                       鳥ははばたくということ

                       海はとどろくということ

                       かたつむりははうということ

                       人は愛するということ

                       あなたの手のぬくみ

                       いのちということ


 

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コメント

 

日本人の心の中には確実に「地震前後」で変わるものがあるはずです。
自分が生きている間にこの災害が起こったこと、この災害を知っていること、誤解される言い方ですが、貴重なことだと思います。

 

ぴくるすさん

同じ音楽を聴いても、以前とは全然違って聴こえます。
雪がとけた道を子供が二人ぴょんぴょん嬉しそうに歩いてるだけで
泣けてきます。
どーなっちゃうのか、ワタシ。笑

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大阪→サンフランシスコ→東京→札幌→東京、2008年秋から岩手→2013年春、第二の故郷へ

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