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わすれない味 

2012.12.19


     選挙前日の土曜日の朝、ヒラタさんからお電話。

     「今なにしてる? 蕎麦打ったから取りにおいで」  いつものように少しぶっきらぼうでいて

     照れくさそうな、遠慮がちな、その口調で。

    
121218 


     ヒラタさんちの蕎麦畑の刈り取り作業をお手伝いしたのは、もう一昨年のこと。

     去年も今年も、それができなかった。 「なんにもできなくてごめんなさい」というと

     「なぁんもだ!」とさらっと笑うが、ヒラタさんちは3世代同居だ。 貴重なご家族の食糧を

     こうやって何の縁もない自分におすそ分けしてくださることに、身がちぢまる思いもある。


     お蕎麦がこのカタチとなるまでの長い過程のほんの一部を私は知っていて、しみじみと

     一年ぶりの、そのたおやかな姿をながめる。 あぁこれがヒラタさんのお蕎麦だった。



121218-1 

      
     おととし、去年。 そして今年もありがたく味わう。 つなぎは豆腐と卵、だったかな。


121218-2


     
     ひとくちふたくち食べてから、ふいに北海道の長芋を加えるという我ながらでかしたアイディアが

     降りてきた。 おお、そういえば器は愛媛の砥部焼だ。

     ここに、故郷、第二の故郷、そして東北のこの大地とのコラボレーションが完成。 こんな

     他人様からすればなんの意味もなさない偶然にじんわりしていると、次々思い出されてくる。
     
     
     おととしの9月、ヒラタさんのダンナさんと散歩中にたまたま知り合って、半ば強引にお願いして

     生まれて初めてそば刈りをした日のこと、それは2日、そして3日かけてようやく終わったこと

     脱穀のお手伝いもしたかったのにチャンスを逃してしまったこと

     そして初めて蕎麦打ちをさせていただいたときのこと。 写真ばっかり撮ってないで

     真面目にやんなきゃ!と2度目のチャレンジをさせていただいたときのこと

     そして、お蕎麦には関係ないけど散歩途中にはよく農作業中のヒラタさんに声をかけていただいて

     畑のお野菜たんまりかかえて帰ってきた。 そんな日々のこと。



    

121218-3 
     

     
         自分たちにとって、これ以上のお蕎麦はどこにもない。 この先もずっと。
     
     
 



          
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コメント

 

まあ!おいしそう。岩手、愛媛、北海道のトリプル効果で、心にも体にもしっかりと力がつきそうですね。年越しもヒラタさんのおそばかな?札幌は11年ぶりの大雪で、とてもホワイトクリスマスという優雅な風景ではなく、雪道で転倒しないようにそろそろと歩いています。今年一年、おつかれさまでした。どうぞお元気で年末年始をお過ごしくださいませ。

 

ともちゃん

ありがとう。年越しはもう少し北で過ごします。
札幌はずいぶんと寒そうですねぇ!これだけの雪降りもなかなかないですね。
ともちゃんも穏やかで美味しい(笑)年末年始をお過ごしくださいね。

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愛媛生まれ
大阪→サンフランシスコ→東京→札幌→東京、2008年秋から岩手→2013年春、第二の故郷へ

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